薄毛を気にした行動

無意識のうちに感じていた薄毛に対する劣等感から起こす行動

実は無意識に薄毛を気にした行動をとっていた自分

薄毛が進行していても、普段の生活の中ではそこまで薄毛を気にするシーンはありません。たとえ初めて会った人に薄毛のことを気づかれたとしても、その人は薄毛のことについて口にすることはありません。社会人になると薄毛を冷やかす人もいなくなるので、そのうち薄毛についてはあまり考えなくなります。

でも実際は、薄毛の事実は無くなったわけではなく、無意識のうちに劣等感を感じている可能性があります。私は20代の前半に薄毛が明らかになってきたころは気にしていましたが、次第に薄毛に向き合わないようになっていました。もうあきらめて、ハゲても堂々としていようと思っていました。そんな時でも、実は無意識に薄毛を気にした行動をたくさん行っていました。例えば、以下のような行動です。

  • 風が吹いた後は、髪を必ず手で整える。
  • たまに頭皮を強くマッサージする。
  • 散髪するとき、散髪屋が何を思っているか気になる。
  • 散髪する人の腕によっては、髪が多くなったように見えることがある。
  • ジムや温泉で風呂に入るときは、水にぬれた髪をなるべく人に見せないように努力する。
  • 人が上から見下ろすのが気になる。
  • たまに、増えている気がする。
  • たまに、とてもハゲを強調して映してしまうトイレの鏡がある。
  • 天井が鏡になっているエレベーターやエスカレーターに写った自分の頭頂部を見てしまう。
  • 後頭部の髪と、頭頂部の髪の手触りをたまに比べてみる。
  • 人が自分の前でハゲネタを避けているように感じる。
  • 髪の不自然な政治家を見ると、必ずカツラをしていると思う。
  • ブルース・ウィリス、ジャン・レノ、ジダンなどの薄毛の有名人には強く好感を持つ。
  • テレビでハゲている人を見ると、すぐに自分と比較したくなる。
  • すごくハゲている人を見て、自分はまだましだと安心する。
  • 以前に増して、もてなくなったと感じる。

これらの中で同じような経験がある人は、私と同じように無意識のうちに薄毛を気にしているのかもしれません。私は薄毛対策にプロペシアを使っていますが、使用後1ヶ月たってすぐに髪が生えたような錯覚を起こしました。でも、事前にデジカメで頭皮の写真を撮っていたので、それと比較してみてまったく増えていないことがわかりました。1ヶ月で増えることは髪の成長スピードを考えても原理的にありえません。もちろん、目の前の鏡に映った現在の状態を過大評価するのも難しいです。それでも髪が増えたと勘違いしたのは、むしろ以前の髪の量を過小評価していたからです。以前は、薄毛を気にしないようにしていたし、髪が多く見える鏡を好んで見るなどして、まだ髪はあると思い込もうとしていました。それでも、実は現実よりも薄いと感じていたことになります。髪の量のように明確に測ることができないものは、心理作用によって大きく操作されてしまいます。そのため、どんな薄毛対策を始めるにしても、まずはデジカメで写真を撮るなどして、冷静な判断材料をそろえておく必要があります。