「日焼けしたくない」「紫外線が怖い」などと、私たちが普段避けている紫外線とは、そもそもナニモノなのでしょう?

まずは、紫外線を浴びた時の肌への影響を知って下さい。

とかく、悪者扱いされがちな紫外線ですが、太陽がなければ私たちは存在しないわけですから、まずは、紫外線のありがたさから、お話ししましょう。

まずは、殺菌作用です。
洗濯物をなるべく日の当たる時間に干すのは、乾きやすいためだけではありませんよね。清潔を保つためもあります。 また、私の祖母はよく、まな板を日光消毒していました。
このように、日光には強い殺菌作用があるのです。
ですから、私たちの身体の中に、細菌が入らないようにしてくれるという、門番のような役割をしてくれているんですね。
ありがたいですね~、紫外線。

さらに、ビタミンDの合成という働きもあります。
カルシウムの吸収を助けたり、血中のカルシウム濃度を調整したりと、カルシウムと関係の深いビタミンD。私たちの身体にとっては大切な存在ですね。
ありがたいですね~、紫外線。

紫外線には、このように私たちの身体にとって、有効でもあるのです。


しかし、同時にとっても困る存在でもあるんですね。
というよりは、こういうありがたさよりも、困ることの方が、多いんですね。

紫外線を浴びると、肌が赤くなったり黒くなったりするだけでなく、それがそのままシミになってしまったり、シワになったり、肌荒れやにきびに悩まされたりするのはなぜなのでしょう。

まずは、シミです。
紫外線を浴びると、その悪影響から肌を守るための働きをします。この結果、肌が黒くなる日焼けをしてしまうのです。 

それは、紫外線から解放されれば元に戻されるべきものですが、紫外線を浴びすぎてしまうと、この肌を守る働きがストップしない状態に陥ってしまうのです。 

これが、シミのできる仕組みなんですね。

次は、肌荒れやシワについてです。
紫外線を浴びるということは、肌から水分が奪われることでもあります。
これは、実感がありますよね。

オーストラリアにいた時は、日本と比べものにならない陽射しの強さに正直驚きました。ノーメイクで出かけている日は、スプレーボトルに水を入れて持ち歩いていたほどです。
 
肌から水分が奪われるということは、単にカサつくというだけの問題ではありません。
水分が奪われることで、肌はバリア機能が低下してしまいます、そうすると、紫外線が肌に入り込みやすくなり、肌はそれを防ごうとして角質を厚くします。 こうして、キメの荒い、くすんだ肌のできあがりになってしまうわけです。 

こんなふうに、肌の表面が荒れてしまうと、紫外線は簡単に肌の奥まで届くようになってしまいます。
そうするとそこでは、肌のハリを保つコラーゲンなどにわるさをするんですね。
それで、シワのある、ハリの失われた肌になってしまうというわけです。

もっと深刻なのは、美肌の問題だけでは終わらないということです。
紫外線を浴び続けて、遺伝子までが傷ついてしまうと皮膚がんにも進行してしまうのです。
オーストラリアでは、皮膚がんにならないために紫外線対策をしているくらい、深刻な状況なのです。
そして、対策が足りなければ、オーストラリアよりも紫外線の量が少ないといっても、日本で暮らす私たちにも、無縁の話とは言えないわけです。


私たち人間だけでなく、地球上の全ての生態系を維持するためには、必要不可欠な太陽の光ですが、やはり、上手に付き合わないといけないようですね。
太陽とは、ハダカの付き合いは、できそうにありません・・・(笑)。



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